内服薬
当院の内服薬の用法用量は、AGA治療・薄毛治療のエキスパートである統括院長が「最大限の効果と最小限の副作用」を実現できるよう定めています。
SEED1(ミノキシジル)
ミノキシジルは、毛髪が太く長く成長していく「成長期」の期間を長くすることで発毛を促します。薄毛の進行を阻止するだけでなく、発毛も目指す方には必要な薬です。
男女ともに服用可能であり、最も使用されている薬でもありますが、用法用量が多すぎると動悸やむくみなどの副作用が出ることもあるので、信頼できる専門医師・専門クリニックの指導のもとで服用することが望ましいです。
SEED2(サプリメント)
発毛・育毛に欠かせない栄養素である亜鉛、鉄、ビタミンB群を配合した当院独自のサプリメントです。これらの栄養素の不足により脱毛症に悩む方が多いことから、院長監修のもと、毛髪に最適な量を配合しました。最大限の発毛を目指す場合には服用が勧められます。
SEED3(フィナステリド)
フィナステリドは、AGAの原因となる脱毛ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)を減少させることで、薄毛の進行を食い止めます。フィナステリドを使用しなければ、育毛剤を使ったり生活習慣に気を付けたりしても薄毛は確実に進行してしまうので、AGA治療や薄毛治療において最も重要で必要不可欠な薬です。
フィナステリドは男性向けの薬というイメージがあるかもしれませんが、閉経後の女性も服用することができます。
SEED3α(デュタステリド)
デュタステリドはフィナステリドと同様に、AGAの原因となる脱毛ホルモンDHTを減少させることで脱毛の進行を阻止します。
フィナステリドとの違いは以下の通りです。
- フィナステリドの1.3~1.4倍の発毛効果
- 生え際の薄毛に特に効果的
- 3%の方に性欲減退などが見られる
以上のことから、デュタステリドは「効果は高いが副作用がやや多い」薬と言えます。
薄毛の進行度や患者様のご希望によって、フィナステリドから治療を開始する方が良いのか、最初からデュタステリドを使用する方が良いのかを検討します。
SEED3β(スピロノラクトン)
女性の脱毛症の原因でもある脱毛ホルモンDHTの働きを抑えることで、薄毛の進行を食い止めます。フィナステリドが使用できない閉経前の女性にお勧めの薬です。
女性の薄毛治療では、スピロノラクトンで薄毛の進行を食い止め、ミノキシジルやサプリメントを使って発毛を促すことが推奨されます。
外用薬
ミノキシジル外用薬
現時点で使用が可能な育毛・発毛のための最も効果的な外用治療薬は、ミノキシジルが配合されている外用薬(塗り薬)になります。ミノキシジルは内服薬(飲み薬)としても使用されていますが、内服薬と比較した外用薬の特徴は次の通りです。
- 内服薬と比較し、発毛効果が若干劣る
- 副作用としては、赤み、痒み、かぶれなどで、安全性は非常に高い
- 1日2回の塗布が必要であり、手間が多少かかる
上記内容と、内服薬もAGA治療・薄毛治療専門医師の指導のもと適切に用いれば安全性は高いことから、大きな持病のない方は、まずは効果と利便性の高い内服薬から治療を始めることが推奨となり、持病や副作用で内服薬が使用できない方は外用薬を選択します。また、内服薬と外用薬を併用することでより一層高い効果を得ることも可能ですので、積極的に治療効果を得たい方は併用での治療が推奨です。
当院はAGA治療・薄毛治療専門とするクリニックですので、ミノキシジル外用薬は2%、5%、7%、15%までの処方が可能であり、高濃度の外用薬を使用することも可能です。低濃度のミノキシジル外用薬で効果がなかった場合は、高濃度のものを使用することで最大限の発毛効果を目指します。